教訓

ちん

2009年03月30日 21:40

空路鹿児島に帰ってきました。
昨日の日記に書いたように、窪田登先生の新著を一気に読みました(写真も昨日の欄に貼りました)。やはり深みと重みが違います。あらためて、偉大なる先達の足跡をありがたく現在に活かさなければと再認識したところです。

今回の試験を終えて、最も今後に向けて感じたのが、基本の大切さです。パーソナルトレーナーとして、機能解剖学や運動生理学はもちろん、、病理学やいわゆる東洋医学的な分野に至るまで、とにかく人間の身体についての理解をどれだけ広げ、深められるかということがまず何より大事だとあらためて実感しました。人さまの身体をみさせていただき、その力を維持向上するお手伝いをしていく以上、その引出しが多いにこしたことはないからです。

それからこれもいつも常々意識していることですが、人間性を高める努力を怠らないことです。
あたりまえのことをあたりまえに、身・口・意を正しく行うということでしょう。尊敬すべき方々は、皆さん実践なさっています。

今回たった1日弱ご一緒しただけで、私もすっかりその人間性に魅かれ、あるトレーナーさんのファンになってしまいました。
「あぁ、こういう方が〈一緒にいるだけでいい〉と思われるトレーナーなんだなぁ」と感じました。表情、言葉遣い、雰囲気、それら全てが内側から溢れ出るエネルギーなんです。(その分ご苦労も多いようでしたが…)

要するに、精進あるのみ、ということに尽きます。一生勉強、一生感動です。(ね、相田みつをさん)

試験前日の夕方、会場近くを散歩しました。東京タワーから増上寺に参り、芝公園を歩きました。増上寺ではかの有名な大きな鐘が突かれる時間でした。


間近で聴き入りましたが、素晴らしい響き、波動でした。

良い波動と引き寄せあえるように、自らを律し高めていきたいと思います。

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