花の咲きかた咲かせかた

ちん

2012年05月24日 23:18

四十代も半ばにさしかかり、「人生パッとひと花咲かせてみせようじゃないか」という気持ちはもうありません。
裸の大将のドラマ主題歌のように、「野に咲く花のように」生きてゆけたらすばらしいと思う日々です。


「何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」

これは女子マラソンのQちゃんこと高橋尚子さんを力づけた座右の銘的な詩です。

また最近、書店でこんな本を見つけました。

『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子著 幻冬舎刊 

著者のシスター渡辺和子さんは現在、岡山のノートルダム清心学園理事長でいらっしゃいますが、以前私が奉職していたカトリック系学校のご縁でお招きして講演をきかせていただいたことがあります。講演の詳細は正直あまり憶えていないのですが、とにかく覚悟のある教育者として人間性がとても大きな方だという印象をもったことは覚えています。
「置かれた場所で咲きなさい。
咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることによって、神が、あなたをここにお植えになったのは間違いではなかったと、証明することなのです」
とても胸に響く一節です。
教育者としては何も為すことができなかった私ですが、パーソナルトレーナー・コンディショニングセラピストとして鹿児島の地において今置かれているこの立場でなら、僅かながら貢献していけそうな気がしています。またそうでありたいと常に願い、努めています。

「神様にも人さまにも喜んでいただけるひとになりましょう」
こひらは前職校の初代理事長先生のおことばです。

私自身の花が咲くことも幸せなのでしょうが、関わりをもたせていただく方が素晴らしい花を咲かせていただけるように、水をやり肥料を加え剪定をしていく。
そんな活動ができる毎日が幸せです。