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Posted by チェスト at

2008年01月30日

ハンドボール応援観戦

注目のハンドボール北京五輪アジア予選再試合、オンタイムでテレビ観戦できました。

残念ながら、3点差で北京への切符獲得はなりませんでした。

昨年の予選では5点差だったそうですが、韓国にはここまで15戦以上も勝ちがないという
事実をあらためて痛感させられるこの3点差というのが、近くて遠い、小さそうで大きな差だった
気がします。
一時は最大6点差まで開いたのをよく盛り返し、最終盤まで粘ったのですが・・・

自国のものさしだけで見るとかなりフィットしていた日本代表選手でしたが、韓国の選手の
フィジカルはひとまわり大きく、強くて速くて逞しかったです。
どこかのテレビ局の事前解説で、キャプテンの選手(18番)が最も注意すべき選手として
挙がっていましたが、その通り1人で9点(確か)を取られました。
前回1人で10点以上取られたという2メートル超の選手をなんとか押さえていたので、
余計にやられたという感じです。実際上手かったです。
あとゴールキーパー。あそこまで止められるんだと溜め息が出ました。


同時進行でサッカーの代表戦もありましたが、ハンドボールを観ているとサッカーと似た感じが
漂っていました。
 −ゴールから遠いところではパスが回るけれどもなかなかシュートチャンスまで崩せない−
そこから先の戦術なり個の力というものは明らかに韓国のほうに力を感じました。
国民性、などと言ってしまいたくはありませんが…


望んだ結果は得られませんでしたが、それでも初めて代表レベルのハンドボールを観て、
選手の身体能力の高さをはじめ全体的な迫力や緊張感など、十分に堪能できました。
前日の女子は大観衆にのまれていかところもあったようですが、少なくとも今夜の男子には
そういった感じはなく、逆に会場の熱気が両チームの選手のモチベーションをさらに高めていました。

「中東の笛」問題に端を発して急激に盛り上がったハンドボール熱でしたが、少なくともその
競技性については十分に一般に伝わったと思います。

個人的な意見としては、コートを共有できるフットサルとのコラボレーションでの普及発展など
面白いのではないかなどと考えます。

この2日間の試合は、プレーヤーはもちろん日本のハンドボール関係者に大きな力をもたらしたと
思います。また新たなチャレンジをして韓国も中東諸国も倒し、アジアを代表して国際舞台で
活躍できるように頑張ってほしいと思います。

ナイスゲームでした。  


Posted by ちん at 21:51Comments(2)スポーツニュース

2008年01月28日

筋トレのカフカ

「マシンのトレーニングしていて筋肉痛になったことがない」
「マシントレでは、身体が温かくならない」

今年に入って、複数の女性からこういった相談を受けました。
嘘みたいですが、意外に多いのではないでしょうか、こういう人。

答え ; そりゃ、負荷設定が根本的に間違ってるからです。

男性でもみられますが、女性の多くはトレーニングの負荷が軽すぎます。というより
正直結果を出せるはずのないレベルの軽い負荷でしかマシンを動かしていません。
ウェイトスタックマシンには、男性用(青丸)と女性用(赤丸)の印がつけてあるのですが、
これは初回講習時などの目安となるものだと捉えています。たいがいはプレート数枚、
種類によっては1〜2枚の軽さです。

はじめから何ヶ月もずっとこの負荷で取り組んでいるのなら、筋力がつくはずありませんし、
筋肉痛もおこるはずがありません。

レッグプレスを20kg弱で行ってどうなるものでしょう・・・?


<漸進性過負荷の法則>
オーバーロードの原則ともいわれるトレーニングの原則のひとつで、筋力を高めるには少なくとも
最大筋力の60%以上の負荷が必要といわれます。ちょっときついくらいの負荷でないと
身体が反応しないということですね。
10〜15回反復できる負荷で3セット前後行うというのが一般的でしょう。

レッグプレスをせめて自体重の負荷でやりましょう、などというと「そんな無茶な!」という
顔をされますが、やってみると意外と簡単にできるものです。自体重をしっかり支える程度の
脚力がないと逆に困ります。勝手にメンタルバリアを張ってるんですよね。

旧知の女性から相談されたとき、おまけでちょっとワンポイントツーポイントついてやってみると、
「はじめて息が上がった」「はじめて身体が熱くなった」と言われました。
それがトレーニングというものです。基礎代謝も上がって冷え性対策にもいいと思いますよ。

冒頭でコメントを紹介した女性の1人は、別の女性トレーナーにアドバイスを求めてました。
取り組んでいたのは相変わらずプレート2〜3枚・・・・・・おいおいお〜い!!

こっち側の人間がまずしっかり基本を押さえなきゃ!!


とはいえこういう方からの相談をパーソナルのオファーに結び付けられないというのが悲しい現実、
不徳の致すところにございます・・・  


Posted by ちん at 23:10Comments(0)トレーニング

2008年01月26日

パーソナルトレーナー、イベント開く

ワンナウトランナー1塁のチャンスに代打を志願、進塁打となるセカンドゴロでかろうじて
ランナーを進める最低限の結果となる・・・


お世話になっているフィットネスクラブ『JOYFIT真砂本町店』において、体験講習会スタイルで
イベントを担当させていただきました。
来月がクラブのパーソナル強化月間ということで、先取り企画として少しでも盛り上がればと思い
『パーソナルトレーニング/パーソナルトレーナー』についてお話をさせて
いただきました。

パーソナルトレーナーとマンツーマンでトレーニング/エクササイズに取り組むことはどういった
価値があるのか、有料プログラムとしてのパーソナルトレーニングを受けることのメリットなどを中心に
身体の特性やトレーニングの原理原則、禁忌などについて約1時間半お話をさせていただきました。
私自身のセッションの紹介は最小限にとどめ、一般論としてパーソナルトレーナーという存在と
その可能性について実際のフィットネス現場の状況とリンクさせながら進めていきました。

鹿児島ではまだまだフリーのパーソナルトレーナーがフィットネスクラブで当たり前のように
活躍するという状況にありません(ジムスタッフが「パーソナル」を行うことが一般的です)。
またパーソナルトレーニングという取り組み自体、まだまだ市民権を得ていないのが現状です。
ありがたいことにそういうチャンスをいただけている立場として(成功の有無は問わず)、
クラブの会員様に少しでもパーソナルトレーナーについてお伝えしたいという一心でした。

幸いというべきか、日ごろあまりトレーニングをなさらない方やスタジオレッスンに偏っている方、
そして中高年者がほとんどでしたので、狙い通りの手応えのあるアピールになったのではないかと
感じています。

クラブに掲示してある紹介プロフィールカードに少しでも興味を持っていただき、また積極的に
見比べてただけるよううになれば幸いです。
もちろん1人でも多くの方にパーソナルトレーナーについてのトレーニング・コンディショニングを
受けていただきたいと思います。

そして多くのトレーナーの中から、お客様が自分を選んでいただけるように、勉強を重ね結果を
出し続けていかなければと思います。


ご参加いただいた皆様、クラブ関係の皆様、本日はありがとうございました。  


Posted by ちん at 21:51Comments(0)トレーニング

2008年01月23日

担いでしゃがんでワンツースリー

珍しい方がスタジオにいるな、と気づいたのは数日前のことです。

フィットネスに熱心な素敵な女性で、マシントレーニングはもちろん有酸素もクライマーにバイク、
そしてランニングとしっかり動かしていらっしゃいました。
ただ惜しいかな、微妙に体軸がぶれているのをいつも「もったいないなぁ」と思っていました。

それまでほとんどスタジオレッスンは受けていらっしゃらなかったその方をお見かけしたのは
バーベルエクササイズ系[emoji:v-91]のレッスンだったのですが、見事に軸が整っています!
スクワットやベントオーバーの動きもびしっと決まって、実に気持ちよさそうでした。

前々からアピールしているように、正しい体軸確保のためにはバーベルなど負荷をかけての
荷重エクササイズ、トレーニングが不可欠です。
  (まずそのスクワットを正しく行うのが大変です)
まさにその重要性を証明するように動きがひときわ輝いていました。

彼女を担当するPTにそのことを告げると喜んでいましたが、スタジオ参加を薦めたのなら
まさにグッジョブです。[emoji:v-218]

正直なところ、スタジオでバーベルエクササイズを行う人のほとんどは正しい姿勢、動きで
行えていません。実際「腰が痛い」などと言いつつ無理して取り組まれる方も少なくありませんし。
グループレッスンの常とはいえ、うまくできれば効果は計り知れないだけにもったいないなぁと
感じてしまいます。

パーソナルトレーニングを受けていただければそれにこしたことはありませんが、そうでなくても
多くの方にフリーウェイトでの荷重トレーニングに取り組んでいただきたいものです。

フリーウェイトエリアはいかついマッチョメン専用のスペースではないんですよぉ〜。  


Posted by ちん at 00:25Comments(0)トレーニング

2008年01月20日

修行僧

たまになんとなく気が向いて、ふらっと神社仏閣に立ち寄ることがあります。

つい先日新聞の折込チラシの中に、高野山系のお寺の厄除け祈願のものがありました。
ちょうど密教についての本を読んでいたところでもあったので、近くの山だったこともあり
知らないお寺だったのですが出かけてみることにしました。

県道から入って10分ほどで、奉納されたノボリが両側に立ついかにも「山に入ります」という
脇道があり、そこから少し入ったところに、住居?と間違えそうな建物がありました。
まわりはまだまだ造成、開墾?中でした。
あとで伺ったのですが、この場所に移られて1年ほどだったそうです。


いつもはお寺やその周りの空気を味わったりする程度なので、どこを歩こうかこのまま通り過ぎようか
などと考えていると、お寺の方が出てきてくださり、中に案内していただきました。

ちょうど護摩行が終わって、10名ほどで歓談されていたところでした。
一間ほどの小さなご本堂でしたが、ご本尊の不動明王さまを目の前に護摩壇があり、
黒く煤けた壁など護摩木を焚いた直後ということもあって独特の空気でした。

気さくなご住職からいろんなお話をしていただきました。
私の名前から仕事のこと、果ては真言宗の「理趣経」についての解説までしていただき、
恐縮でしたがありがたく拝聴しました。
「護摩行も一度やってみるといいよ」、とも薦められました。興味はあります。

集まっていらした皆さんも、さすがに身密、口密、意密の三密を行う密教の信者さんらしく?
霊力の強そうな方々ばかりでした。


そんなこんなで気がつくと1時間半ほど居座っていましたが、ちょうどお払い祈願の方があり
お礼をお伝えしてお寺を後にしました。
いきなりの訪問にもかかわらず、気持ちよく接してくださったご住職はじめお寺の皆さま、
ありがとうございました。


不思議なことに、実はこれまで密教系の神仏のうち不思議と不動明王さまにだけ力が入りませんでした。
それが今日、お寺を出てからはガッチリ入るようになっていて驚きました。

今日はきっと、お不動様に呼ばれたんだなぁと思うところでした。

今の自分では宗教的な修行はできませんが、日常的にトレーニングを欠かさず、常に向上心や
感謝の心をもって心身を練磨して生活するということで置き換えられると思うので、
心も新たにまた精進していきたいと思います。


(ちなみにウチは、浄土真宗本願寺派です)  


Posted by ちん at 18:54Comments(0)鹿児島

2008年01月18日

若きP.T.へのエール

プロ野球阪神タイガースの藤川球児投手が、専属パーソナルトレーナーとの契約を発表しました。
 →(参照)

NSCA−CPTの保持者だそうですが、現役大学生だそうです。

経験よりもきっと、相性を含めた人間性を買ったのでしょうね。

このニュースだけでも驚きですが、プロ野球のアスリートが個人トレーナーと契約するのが
<異例の扱い>だということです。
シーズンを通しての帯同が珍しい、ということらしいのですが、身体が何よりの資本のプロ選手なら
当然のように自分の身体を逐一チェックできる体制をつくるものだと思ってました。

何億、何十億という高額年俸を稼ぎ出す欧米の一流選手は、年間でトレーナーと契約して
コンディション維持に努め、トレーナーへの報酬は経費として計上できると聞きます。
そしてパフォーマンスが上がってさらに年俸も上がる・・・
トレーナーの報酬、そして存在価値もさらに高まっていきます。

こういった流れを、日本でも当たり前にしていきたいと思います。
まだまだこんな話をすると笑われるレベルではありますが。

トップアスリートもフィットネス愛好家も、ジュニアもシニアも基本的な身体のつくりは変わりません。
少しでもいい状態へ、私たちパーソナルトレーナーのできることもたくさんあるはずです。

頑張らねば!

そんなわけで、藤川投手と契約を結んだ若きパーソナルトレーナー君に熱いエールを送ります!

いっだましいを入れっせぇ 気張れよっ!!  


Posted by ちん at 00:05Comments(0)スポーツニュース

2008年01月15日

福岡HCセミナー

13日、14日の両日、福岡で開催されたホリスティックコンディショニングアドバンスセミナーに
参加してきました。

行きの高速バスでいきなりトンネル内事故による渋滞があり1時間近く足止めを食ったため、
セミナー開始時間に30分ほど遅刻してしまいました。

先にトイレで着替えて会場に入ると、前々日に傷めてから足を引きずってしか歩けていなかったのが
なんと痛みなく歩け、曲がらなかった膝が曲がるのに気づきました!
集中して痛みを忘れたのか、鎮痛剤フェルビナクのが効いたのかはわかりません。
講師の日本ホリスティックコンディショニング協会理事長矢野雅知先生、福岡コーディネーターの
西村氏をはじめ、気の高い方の集う場所で癒しのエネルギーが高かったのかもしれません。
結局2日間の講習中ほとんど痛むことはありませんでした。鹿児島に帰ってからも痛みません。
ありがたいことです。

さて本題のセミナーですが、いつものように素晴らしい学びの機会になりました。
パーソナルで人様に触れる機会が曲がりなりにも増えてきている中、それにつれて頭の中に
あったものと実際のコンディショニングがかみ合ってきたというところがあります。
やはり数をこなしてナンボということですね。

勉強していて、人生ゲームやすごろくのように、「2つもどる」「1回休み」と感じさせられることが
よくあります。「あ〜あのときやったアレだった」、とか。
引き返してしっかり足場を固めて次に進まなければ、同じところでつまづいてしまいます。
私の場合、せいぜい「三歩進んで二歩半下がる」という感じですが、僅かながらでも前に進めていれば
いいなと思います。「ふりだしにもどる」とはならないように…

こんがらがっていた頭の中があるときにパッと整理されて、スッと先に進めるということはありますが、
いくつか飛ばしで進む、ということはまずありません。
ただ、学び続けていく中で得がたい貴重な『人財』に出会えたりすることは、世界を深め、
広げてくれる素晴らしいボーナスではあります。

今回も、真摯に上を目指している仲間たちと接して、とてもいい刺激を受けました。
私も少しでもクライアント様に喜びを感じていただけるパーソナルトレーナーたるべしと、
さらに精進してこの終わりのないトレーナーすごろくを少しでも先に進んいきたいと思います。  


Posted by ちん at 10:14Comments(0)コンディショニング

2008年01月12日

社交辞令

13日の日曜日に、早春の薩摩路に春を告げる「指宿菜の花マラソン」が開催されます。
お世話になっているクラブからも、バスを出して50名前後のツアーで参加するようです。

先月の後半ごろから、大会参加を表明をしてトレーニングに励んでいた会員様から相談を
持ちかけられることが増えました。
ちょうど走り込みによって身体に不調がマックスで出てきたころで、時間はないし何とかしたいと
訴えられるのです。
「今度(身体を)みてください。」 何人から言われたでしょう・・・

その中の何名かは実際にコンディショニングも受けていただき、バッチリいい感じで仕上がってます。
ただ全体としては、「取らぬ狸の皮算用」でした。

単細胞の楽天家(ウマシカ正直!?)なのか、みてくれと言われればそれはもう予約確定と勘違いし、
気合を入れて準備をしてしまうのです。

「家に帰り着くまでが遠足だ」、自分でもよく言ってました。
同様に、入金いただいてセッションを行ってはじめてパーソナルトレーニングだ、ということですね。

「今度パーソナル受けようと思ってます。」は「ぜひ遊びに行きます」と同様のニュアンスなのだと
ようやくわかってきました…
レース前の不安もあって、声をかけてこられたのでしょうね。

ちょうど正月休みで疲労も抜け、いい感じで体調が戻った方も多いのでしょう。
あるいはうまく開き直れたか。

年明けから、大会直前パーソナル駆け込み特需で忙しくなったどうしよう・・・
そんなことを焦ったり喜んだりしながら思ってしまった私は、まだまだ器がちっぽけです。

それでもやはり、お話をして前向きな言葉をいただけるだけ嬉しいことは事実です。
まずは前向きにとらえていただいてナンボですし。

大会に参加される皆さん、無事のご健闘をお祈りします。
とくにクライアントの皆さんには頑張っていただきたいと思います。  


2008年01月09日

Without Dope

こんなニュースを見つけました。
「日本人初のプロボディビルダー逮捕」 ( 参照 ) 

確かロッキーの撮影でオーストラリアに入ったシルベスタ・スタローンも、同国での禁止ステロイドの
保持・持ち込みで問題になりましたね。

プロビルダーの世界の実際がどの程度なのかはわからないので軽々しいことは言えないにしろ、
ステロイド摂取による内臓など身体への被害についてなどは耳に入ってきます。

競技スポーツについても、日本はステロイドを含めたドーピング対策がかなり遅れていると
いわれます。もともとクリーンなのが当たり前という風土が甘さと捉えられたり。

安全面はもとより、栄養摂取と言った意味でも基本的な食事だけではもはや不十分で、
サプリメント摂取の重要性がますます高まっていくのは明らかですが、そこでどうしても
裏で付きまとってくるのがこの「禁止薬物」という点です。

一競技の枠内での禁止ルールなのか、一般社会の中での法的な問題なのかで若干捉え方は
換わりますが、いたちごっこの中でうかつに風邪薬もとれないアスリートは本当に大変だと思います。

一瞬の輝き(と派生する利権)を求めて禁断の果実に手を伸ばす、ということなのでしょうが、
たとえば現在のカール・ルイスとベン・ジョンソンの身体(と生き方)を比べれば、幸福なのは
前者のように思います。

私自身は今、アミノ酸くらいでほとんどサプリメントは使っていませんが、身体づくりに関しては
自分に合うものを適量摂取していこうと思います。  


Posted by ちん at 11:50Comments(0)注目のトピック

2008年01月06日

ストレッチウィークネス

シックスパックに腹筋がパリッと割れているのに、シットアップ(起き上がり腹筋)が全くできないヒト、
結構いるんです。

この場合のシットアップは足首などに支えのない状態で膝を立てて行って、です。

腹筋のトレーニングは1日何百回もしているのに!といっても、その使い方と身体のタイプによっては
腹筋はどんどん効かなくなっていくのです。

膝を立てて、足首を押さえてもらったり何かに引っ掛けてシットアップをする場合、主働筋は
腹直筋ではなく大腰筋になってしまいます。大腰筋を主に使うことと連動して大腿直筋、
前脛骨筋も緊張します。
大腰筋が強く働けば働くほど、拮抗して働く(逆の働きがある)腹直筋は抑制弱化してしまいます。

これを、<ストレッチウィークネス>といいます。

大腿直筋が過緊張すると骨盤(腸骨)は前傾します。骨盤前傾のいわゆる出っ尻タイプの人が
足を引っ掛けてテコを使ったシットアップをしすぎると、このストレッチウィークネスとなり、
腹筋強化どころか逆効果になってしまいます。
骨盤前傾タイプの人が、背筋をまっすぐに伸ばしてアゴも上がったシットアップになっている人も
見かけますが、こういった場合はほとんどまずいですね。

知り合いのトレーナーにもいました。
まずは大腿直筋や大腰筋のストレッチをしましょう。特に硬化側の。
それからこのタイプは腰椎も過前弯が多いので、腰椎から骨盤の可動性を出すことも大事になります。


腹筋運動ひとつとっても、奥が深いです。
パーソナルトレーナーとして、それぞれの身体のタイプ、体力レベルなどに応じたトレーニング処方・
指導を常に心掛けております。  


Posted by ちん at 17:54Comments(0)コンディショニング

2008年01月04日

合宿訪問

ジュニアの県選抜合宿が行われているということで、伊集院陸上競技場まで
ご挨拶に伺いました。

以前お世話になっていた先生方や強化スタッフの主力になっている同級生たちと久々に
再会できてよかったです。
陸上競技の世界から離れてずいぶんたちますが、一気に時間を越えて蘇るものがあります。

年末は大みそかまで合宿、そして年明けも今日から日曜までと、本当に休みなしで
選手強化に励んでいらしゃる先生方には本当に尊敬の念ばかりです。
指導者のこの情熱こそが、選手育成強化の何よりの源ですね。

近況報告や今後の展望なども少しお話する機会もあり、いい方向で種が蒔けていれば
いいなと思います。

後半、今年のインターハイで上位を目指すチームのエース選手について意見を求められて、
ちょっとだけチェックしてみました。けっこうなバラバラ具合です・・・
本人も自分の身体のアンバランスさに驚いていました。
それでも全国入賞スレスレのラインだったのですから逆にすごいのですが、改善すれば
きっといいところにいけるという期待がもてます。

それならと、「今年はお前と契約して」云々・・・

そういった話が冗談から本当になるところまで、現実的な力をつけていかねば!
お金を動かすことのできる、プロフェショナルな実力が求められます。
コンディショニングトレーナー、パーソナルトレーナーの社会的地位向上も含め、鹿児島でも
ビジネスとしてしっかり成り立つというモデルケースとしてもやりがいがありますし。

プレッシャーは相当でしょうが、アスリートのコンディショニングも面白そうだと思いました。  


Posted by ちん at 21:37Comments(0)トレーニング

2008年01月02日

年頭に寄せて

新年明けましておめでとうございます
  
 本年もよろしくお願いいたします

 今年はトレーナーとしての着実な進歩を刻めるよう、一層努力して参ります。

                     平成二十年 一月二日  [emoji:v-496][emoji:v-353]


初詣のおみくじは中吉でした。

特大の吉は自ら獲りにいきます。


足もとを確かなものにしながら常に前を見据え、これまで以上にアグレッシブに

目指すものを追い求めていこうと思います。

寒風吹く中、雪化粧した桜島を眺めながら海岸沿いを歩いていると、

ふと小学校の校歌が蘇ってきました。


清らに澄める 錦江に  高くそびえる桜島
希望の峰を 仰ぎつつ  友よ仲良く手を組んで
正しい心を磨こうよ    正しい心を磨こうよ


三番までを口ずさんで、軽く感動してしまいました。

いい歌だなぁ、と。


「燃える薩摩のパーソナルトレーナー」

この立ち位置を再確認し、明日が仕事始めです。[emoji:v-218][emoji:v-411]


気張っどーっ!  チェストォーッ!! [emoji:v-41][emoji:v-220][emoji:v-412][emoji:v-41]  


Posted by ちん at 18:13Comments(0)鹿児島