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Posted by チェスト at

2008年10月31日

感染!

えらいことになってしまいました。

自宅のPCがウィルス感染した模様です。
おとといの夜急にシャットダウンして、すぐ再起動したと思ったらトップ画面がgoogleに
変わってました。この時点でまずいと思いましたが・・・

何度いつものTOPに戻そうとしてもダメで、右下のツールバーからいかにも怪しい
英語表示が・・・・・・

Your computer is infected. ・・・・・「感染した」だとぉ〜っ!!

「修復したいならここをクリック」と誘導されるも、そんな英語表記など見たことがなく、
時限爆弾の誘導スイッチなのは明らかです。

お店に持っていくと、最悪の場合買い換えたほうが安くなるくらいということです。
もう5年近く頑張ってもらっていますが、この財政難にはきついところです。
修理か買い替えか、少し考えています。

そんなわけで、今回はネットカフェからの更新です。
数少ない読者の方には申し訳ありませんが、しばらくは更新間隔があきそうです。

メール送受信の確認についても遅れが出ると思いますが、合わせてご容赦ください。

よろしくお願いします。  


2008年10月29日

その場足踏みよーい、始めっ!

今年は10月中に何度も長袖を着ている自分に気がつきました。体が冷えないように
着るものも気をつけようと思います。まぁ基本的に薄着でOKなんですが。


さて、火曜の夜は遅い夕食のあとNHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」を見ることが
多いのですが、昨夜は珍しくTBS系「リンカーン」をつけてました。

その中で、「目隠し足踏み30秒」というのをやっていました。

ダウンタウンの浜ちゃんが枠から1m以上大きく外れて、向きもほぼ90度ほど右に
向き直ってました。浜ちゃん、骨盤調整したほうがいいですよ・・・
ぜひお近くのホリスティックコンディショナーを探してくださいね。

私もたまに、閉眼足踏み50歩というバランステストをやることがあります。中にはかなり
ずれる方も見られます。「秋のハイキングシーズンですからね〜」などと場を和ませつつ、
向きが変わる原因となる身体のゆがみ動きグセについてご説明させていただいています。

視覚情報を遮断することでかなりの制限があるため、慣れない方はそれだけでバランスを
崩してしまいますが、腕振りや足の運びなどからもかなりの情報が得られます。

歩行というごくごく日常的な動きだからこそ、バランスよく大事にしたいですよね。
ネジの緩んでいるところは適度に締め、固まって錆びているところには油をさしてスムーズに
動きが出るようにあげれば、同じような意識のままでも動きはかなり変わります。

そんな微調整のチューニングを施したあとで、びしっとトレーニングでいい刺激を入れて
よりよい身体をつくっていく。それが私たちパーソナルトレーナーの仕事です。

さぁ、あなたもテストしてみては?半径50cm以内のズレなら許容範囲で合格です。

腕を振って脚を上げてワンツーワンツー♪ 幸せに向かって歩いていきましょう。   


Posted by ちん at 10:17Comments(0)フィットネス

2008年10月28日

ハイブリッド

クラブに掲示されている「ボディヒーリング」のポスターを見てつい、「ボディビルディング」
と読んでしまい自分で吹いてしまうことがああります。


この「ボディ○○」のシリーズもニュージーランド発の人気プレコリオプログラムですが、
ほかにも最近は鹿児島でもラテンダンス系のプレコリオレッスンが導入されています。
流行に敏感な女性会員さんをはじめ、かなり盛り上がっているように感じます。

プレコリオとは対極で、まったくアドリブというかその日の現場で進みかたが変わるのが
パーソナルセッションです。そんな立ち位置から、いろんなことを考えていました。

フリーペーパー「NEXT」誌最新号に 「ハイブリッドプロフェッショナル」という特集が
組まれていました。グループレッスンとパーソナル指導の両方でお客様をサポートできる
存在ということで注目されている、ということです。
車のハイブリッドは地球に優しく、ハイブリッドトレーナーはお客様に優しい、となりますね。

私も少しだけグループレッスンを担当させていただいていて、そこからお客様に合わせて
スタジオレッスンをお勧めしたりしています。ただ、自分のクラスからパーソナルへ、という
流れはほとんどないのが現状です。他のインストラクターさんからの紹介で、という流れも
同様です。もっと縦横の流れが自然に起きるような流れをつくる必要があります。

レッスンに参加してくださる方ともっと積極的に関わったり、インストラクターの先生方との
意見交換なども増やしていきたいと思います。

ハイブリッドどころか、まだまだなジャンクなトレーナーです。頑張らねば。  


Posted by ちん at 10:49Comments(0)フィットネス

2008年10月27日

アフリカの鼓動

昨日は冷たい雨で肌寒い一日でしたが、Tシャツ1枚で過ごしました。小学生か!


そんな中、鹿児島市某所で行われたライブパフォーマンスに行ってきました。
アフリカンダンスとジェンベ(ジャンベ)の発表会です。同じフィットネスクラブでレッスンを
もっていらっしゃるアフリカ舞踊家の橋本里美先生と、夫君で元ギニア国立バレエ団の
ジェンベソリストのALY TRAORE氏が主宰・指導するグループの初の発表会でした。
お二人共にコンディショニングをさせていただいたこともあり、お誘いいただきました。

いやぁ、圧巻!でした。

フィットネススタジオから響いてくるジェンベの音は聞いたことはあり、ダンスも横目で
ちらっと目にしたりはしていたものの、もちろんパフォーマンスとして生で見聞きするのは
初めてだったのですが、生の迫力はとにかくすごいんです。

ALYさんのジェンベは、身体の奥にズンズン響いてきました。どうしたらあんな音が出るの
だろうというくらい、リズム、音の高低、強弱や深まりなど本当にシビれました。素晴らしい。
和太鼓もそうですが、パーカッションの響きには魂を揺さぶるものがありますね。


活動暦はそう長くないということでしたが、メンバーさんのダンスも素晴らしかったです。
全身で、さらに身体の奥の奥から湧き出るエネルギーを感じました。

終了前には、なんと橋本先生からオーディエンスの皆さまにパーソナルトレーナーとして
ご紹介いただき、ご挨拶までさせていただきました。…恐縮です。

手づくり感もたっぷりながら、追い求めているものの本物感も存分に味わえる、素晴らしい
パフォーマンスライブでした。

出演者ならびに関係者の皆さん、お疲れさまでした。素晴らしい発表会でした。

橋本先生、ALYさん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
 (お二人とお仲間の活動の詳細はこちらでどうぞ。)  


Posted by ちん at 09:30Comments(0)注目のトピック

2008年10月26日

マイナス連鎖

高齢者のスポーツと交流の祭典、ねんりんピック鹿児島大会が開幕しました。
28日までの期間中、全国からお越しのみなさんが楽しく元気に競技できて、少しでも
鹿児島の魅力に触れていただける機会になってほしいと思います。


さて、ここ数日右肩の違和感を感じています。烏口突起と鎖骨から肩峰あたりにダメージが
ある感じなのですが、別に激しくボールを投げたわけでなし、なんだろうとたどってみると、
どうもマイナス連鎖のもとは左のハムストリングじゃないかと…

基本的な傾向として、私は骨盤(腸骨)の左前傾・右後傾があります。
相対的に左のハムストリングが弱く、右が強いわけです。
ここからの連動で、左大殿筋が弱化気味、さらに対側の右広背筋が弱化、それに対応する
右上部僧帽筋が硬化して右肩が強く引っ張られての違和感、という感じでした。

トレーニングの際はこういった基本的傾向をふまえて、バランス修正のためのストレッチや
体軸エクササイズを行ってからメイン種目に入ります。現在、スクワットを中心に脚伸展の
パワーをつけるためのトレーンングに取り組んでいるのですが、特に殿筋とハムストリングに
刺激を入れようとスティッフレッグド・デッドリフトを導入していて、ハムへの刺激が多くなって
いたところでした。筋肉痛もありましたし。


目指す部位に刺激が入っているのはいいのですが、別の部位に負担がきてしまうのは
どこかにトリックモーション(代償:いわゆるかばい動作)がでているということなので、
この機会にもう一度身機能解剖学から体のセッティング、運動フォームなどの見直しをして、
より確かな成果を出していけるように勉強していきたいと思います。

例えば肩にシップしておけばいい、という問題ではないのは確かです。ただ世の現状は
「木を見て森を見ず」的発想が少なくないという印象です。私も本当のところはまだまだ
見えていないのかもしれません。精進あるのみです。

いやぁでも、自分の身体で体感できるということはありがたいことです。  


Posted by ちん at 12:11Comments(0)コンディショニング

2008年10月24日

蔵人の魂に触れる

昨日触れたフェンシング大田雄貴選手の入社会見、男はメソメソ泣くなよ、と思いつつ
ああいう純粋なところには感じるところがあります。頑張ってほしいですね。


今日は朝からの仕事のあと、近くにいたころもあり鹿児島市南栄に本社が移転した
本坊酒造の手造り蔵「薩摩郷中蔵」と、併設のギャラリー「GALLERIA HOMBO」
足を運んできました。手造り蔵の見学としては4ヶ所めくらいでしょうか。

イオン鹿児島店にほど近い南栄の工業団地の一角ということで、土地的にどうだろう?と
思っていたのですが、そこはさすがに創業百悠余年の一貫した精神が満ちているからか、
とても気持ちのいい空間でした。

まず手造り蔵郷中蔵を女性スタッフさんのガイドつきで見学しました。焼酎づくりの流れは
大体知っていましたが、「研修中」のカードをつけた若い女性が一生懸命に話してくれる
のをさえぎるのも忍びないと、しっかり説明を聞きました。
地中に埋め込まれたカメツボでは、二次もろみがポツポツと音をたてて発酵してました。

ロビー奥にあるGALLERIAは、本坊酒造の各蒸留所で造られる銘柄の展示即売、ボトルの
ラベルイラストの原画の展示、さらにはカウンターバー式の立派な試飲コーナーもありました。
車なので当然テイスティングは断念しましたが、この蔵の限定商品の華やかな香りだけは
味わわせてもらいました。ウィスキーのブレンダーだって一切飲まずに香りだけで仕事するの
ですからこれだけで十分、と自分に言い聞かせつつ。

各地での焼酎づくりの風景写真などがとても味わい深く、広々とした空間でとても気持ちが
よかったです。次はぜひ試飲つきで楽しみたいと思いますが、ちょっとアクセスが大変です。

帰る前にもう一度蔵に入ると、ちょうど麹づくりの作業「製麹(せいきく)」が始まっていて、
思わず見入ってしまいました。大量の蒸し米に麹菌をふりかけ、大きな扇風機で熱々の
蒸し米を冷ましながら、3人の蔵子さんが直に手で攪拌して麹米をつくっていきます。

こういういかにも職人仕事というのは本当にたまりません。惚れ惚れすると同時にピリッと
身が引き締まりました。

コンピューター制御や機械仕込みを否定するのではありません。でも特に食品に関して
悲しい話題ばかりの今だからこそ、厳選した地元の原材料を使い手間隙をかけ、蔵人が
丹精込めて造る焼酎というのは、やはりいいなと思うのです。

弟の店でも本坊酒造さんの焼酎はホームボトル的に扱わせていただいているので、
(屋号が『創作さつま料理 桜島』なので、基本が『黒麹仕立て桜島』一升瓶です!)
最後にその旨お礼のご挨拶をしてきました。栽培農家さんから蔵関係者、販売関係者まで
全ての方々の思いと仕事に対する感謝を忘れず、日々お客様にご提供しています。

からだ職人を目指す私としても、とても勉強に、また刺激になりました。

本坊酒造薩摩郷中蔵、GALLERIA HOMBOについてはこちらをご参照ください。  


Posted by ちん at 18:09Comments(0)鹿児島

2008年10月23日

鹿児島は久しぶりの雨です。この時期の雨はさすがに肌寒さを感じますね。
くしゃみがよく出ます。風邪に注意しなければ。


北京オリンピックフェンシング銀メダリストの大田選手の所属先が森永に決まりましたね。
森永といえばエンゼルマークにムキムキマン(懐かしい…)、といいたいところですが今の
私がイメージするのはウィダーです。ウィダーといえばプロテイン、そしてトレーニングラボ!
(勝手なイメージですが…)です。
フリーウェイトをはじめ最先端のトレーニング環境が整った素晴らしい施設のようです。

大田選手は五輪前のトレーニングをJIIS(国立スポーツ科学センター)で行っていて、
その活動ベースが維持できるようにと東京に拠点を置くことが条件だったそうです。

フェンシングは専用の国立施設でバンバン練習して、フィジカルトレーニングは所属先で
みっちりできると思うので、さらに活躍が期待されますね。栄養指導もばっちりでしょうし。
同じ森永が契約したりサポートしているアスリートやチームの中で、フィギュアスケートの
浅田真央選手には専属のトレーナーと栄養士がついていて驚きました。

トップアスリートにはそれなりの環境で活動して欲しいので、今回のニュースは嬉しい
ものでした。

一般のフィットネス愛好家にとっても、少しでも心地よい環境で身体を動かすということは
大事な要素だと思います。ハード面はもちろんですが、ソフトとして人的資源やサービスの
豊かさこそが問われるのだと感じます。

国立や一流企業の立派な施設でなくても、個人経営で目と手と心の行き届く気持ちいい
施設がたくさんあります。まさにそういう施設を運営、展開している知人を身近に見ている
だけに、私も遠からぬ将来に自分の箱をもてるようになりたい!と思うのでした。  


Posted by ちん at 09:47Comments(0)注目のトピック

2008年10月22日

いつまでも直立二足歩行

同じ建物内で開催されている勉強会に連続で駆け込み受講している夢をみました。
インプットに飢えているようです。ちょうど新聞で地元大学で開催される某企画の案内が
あったので申し込んでみました。いい学びになればと思います。


さて、私長いことストレッチポールのグループレッスンをさせていただいております。
今やクラス展開をしていないフィットネスクラブはないというくらい普及していているように
感じますが、実態は20〜30分のショートレッスンで体ほぐしのリラクセーションがメインの
ようです。

私は60分の枠をいただいているので、体ほぐしプラスαのほうにもかなり意識的に
取り組めています。

ストレッチポールだと仰臥位での使用が多くなりますが、人間は当然二本足で立って
活動するわけですから、横になって身体ほぐしてハイ気持ちよくなりましたね、だけでは
不十分なわけです。荷重運動(CKCエクササイズ)は相当に大事です。

先日かまぼこ状の半円ストレッチポールに立って片足デッドリフトの要領で腰を落とし、
両手を床につけて起き上がる、という運動をやってみたところ、ほとんどの方がまともに
立ち上がってこれませんでした。
股関節が動かずに上体を曲げてでしか床に手がつかない方、内転筋と中殿筋のバランスが
乱れているため膝が内側に折れて腰は外側に逃げてしまう、という方など様々でした。

レッグプレスマシンなどで脚力は鍛えていると思っていても、立位になればこうです。
自分の身体をしっかり支えるだけの、使える筋力になっていないということなります。

自分の身体をしっかり支えていつまでも元気で歩いていけるように、ぜひいい運動を
ひとりでも多くの方にご提供し続けていきたいと思います。  


Posted by ちん at 10:51Comments(0)トレーニング

2008年10月21日

老婆心と職人魂

週末に観戦したバスケットボールから、チームづくりということの大変さについてあれこれと
思いをめぐらせております。


さて、スポーツの秋ですが、昨日はジムで大学ラグビー選手たちがトレーニングしてました。
20歳前後のそれこそバリバリのアスリートたちの身体からは、若いハツラツとしたパワーが
漲っています。彼らが重たいバーベルを軽々と扱うのを見て、己の年齢を実感しました。
ヒアルロン酸のテレビCMが浮かびましたね・・・悔しいことに。

それでも、若さゆえ彼らの運動フォームはとかく荒々しく、時に無茶な動きも見られます。
フルスクワット姿勢でバウンドを使い、思い切り膝を絞っていたのを見て、これは危ないと
少しだけポイントを確認させてもらいました。すぐに改善できたのは、さすがに学習能力が
高い大学生だなと感心しました。
ただ、あれだけ膝を酷使する動きでのフルスクワットをするくらいなら、負荷を上げての
パラレルスクワットでいいのではないか?と感じます。フルだと軸も乱れがちですし。
ラガーマンならパラレルで体重の2倍は軽くいきたいところです。

ラグビーという競技特性上、フィジカルベースを高めるウェイトトレーニングには積極的です。
以前仕事をしていたところで現トップリーグの某チームの合宿に触れる機会がありましたが、
さすがにみんなすごい身体してました。それでも国内トップやさらにその先の世界レベルには
信じられないくらいの身体能力を誇るプレーヤーがいるのですから恐れ入りますが。

情報がありすぎてついつい目新しいノウハウに走りたくなることもあるでしょうが、根本的な
ことは変わらないと思います。高みを目指すには底辺を広く強固にしなければなりません。
そんなフィジカルベースをつくるベーシックなトレーニングについて、その重要性が認識される
ように、私たち専門家もしっかり取り組んでいかなければと思います。

ビッグ3(スクワット・ベンチプレス・ハイクリーン)がしっかりできる人って少ないですからね。  


Posted by ちん at 10:35Comments(0)トレーニング

2008年10月20日

やれることとやるべきこと、そしてやりたいこと

散歩ですれ違った3歳くらいの男の子が、「こんちゃ」と私にあいさつすると、後ろのお母さんに
「おかあさんもこんちゃっていってねー。」と言いました。思わず笑みがこぼれて、私も笑顔で
親子に挨拶しました。こどもって素敵ですね。「えらいねーっ」とことばをかけていたお母さんも
素晴らしいと思ます。


ところで皆さん、五十肩の人は肩まわりのトレーニングをしたほうがいいでしょうか? 
それともよくないでしょうか?


これ、フィットネスクラブのスタッフから私が実際に受けた質問です。けっこうこの手の質問を
受けることがあるのですが、たいていこういう風に答えてます。

「実際に身体をみてみないと、なんともいえませんね。」

おそらくお客様も運動で肩こりを解消したいと思ったり、お医者さんからアドバイスを受けたり
してクラブの門を叩いたのでしょう。なんとか応えてさしあげるのが我々の仕事です。

でもですね、タイトネスチェックやロムチェックもなしで、おまけにストレッチはビデオを見て各自
「やっといてください」という取り組みでは、そのお客様がどのような特徴をもたれているのか
という情報を入手するチャンスをみすみす逃しているといえます。実にもったいないですよね。

体脂肪率や血圧など、いわゆるメタボ系の指数については細かな数字を重視しているのが
世の中の趨勢でしょう。EBMならぬEBF(Evidence based Fitness:客観的データあっての
フィットネス)とでもいいましょうか。ないがしろにするつもりはありませんが、数値がすべてでは
ありませんからね。筋肉のこわばりや関節角度なども調べようと思えば専用器具はあります。
ただそういうのは運動現場では必要ないでしょう。簡単な柔軟性のテストを行うだけで、かなりの
情報は得られますし、それに対応して適宜ストレッチや関節モビリゼーションなどで修正すれば、
かなりの運動はその場で行えるように調整することができるものです。

身体を動かす喜びをご提供してナンボの商売ですからね。現場でできることはしなければ。

結局前述のお客様のケースは、オリエンテーションメニューのラットプルダウンで違和感が
出たらしく、ダンベルシュラッグに切り替えたそうです、う〜む・・・

医療機関でのリハビリテーションに時間的制限が設けられている以上、フィットネスクラブなど
運動施設にはこのような症状や不定愁訴をもっていらっしゃる方がこれからますます増えて
くることは明らかです。受け入れ側がどう準備できているかが問われてくるでしょうね。

初期オリエンテーションを担当するジムスタッフももちろん基本的なアプローチのスキルをもって
欲しいですが、ある一定線からは私たちパーソナルトレーナーを照会していただくなりの流れが
あっていいのに、と思います。
今回もその場でお話をもってきていただけなかった事は正直少し残念でした。認知度、信用、
共にまだまだなのだと反省するところです。


はじめの質問の私の答えのフルバージョンです。

「実際に身体をみてみないと何ともいえませんね。でもできることはきっとあると思います。
 やるべきこともたくさんあると思います。ご紹介いただければ対応させていただきます。」


まだまだ修行が足りません・・・。もっともっと頑張っていきます。  


Posted by ちん at 00:31Comments(0)コンディショニング

2008年10月19日

レノヴァ開幕戦

JBL2日本バスケットボールリーグ2部に新規参入したレノヴァ鹿児島の地元での開幕戦!
かなり迷っていましたが、木曜の夜にチケットを買って行ってきました。
レノヴァ開幕戦チケット

どうしてもトレーナー目線で見てしまうと純粋に応援に入れず、必要以上に疲れてしまうので二の足を踏んでいたのですが、新規参入で地元開幕戦という特別なエネルギーをその場でリアルに感じたいという気持ちが勝りました。体育館に着いたのはちょうど開場時間でしたが、すでに長蛇の列でした。

高校の大会ではまず座らないゴール下の2列目に陣取り、オープニングイベントからじっくりと体感することができました。
特にスタッフ目線に共感するところが大で、場内アナウンスのスタッフ紹介のときには思わず熱いものがこみ上げてきました。

よくぞここまで・・・と。

チアリーディングチームにも、少なからず感動しました。みんな素晴らしく戦っていました。(※チアリーダーにもチームスタッフにも教え子がいたという事実もあり感慨ひとしおです※)

俺ももっと戦わなきゃ、という気にさせてもらえました。ありがとうございます。


さて、肝心のゲームです。

ウォームアップから試合開始時に至る中でざっと選手をチェックして、レノヴァの選手の中で体軸がとれていない選手が4名(うちスターター2名)、対するビジターチームにはゼロ……。この段階で、厳しいですが20点差の100点ゲーム、下手すると30点やられるかな、という印象でした。(関係者の方ゴメンなさい。)

前半の第1、第2クォーターは硬かったですね。
後半は徐々に走る展開で活路を見出していましたが、今ひとつストロングポイントというかここで勝つ、という部分が見えなかった気がします。もちろん全くの初戦なので、チームとして機能することが十分にできなかったということでしょう。これはオンコートのことだけでなくて、オーガニゼーションを含めた総合的なチームの総合力、成熟度という意味も含めてですね。

結果は、74−94での敗戦でした。残念ながら予想が当たってしまいました。
リーグ先輩チームからの厳しい歓迎の洗礼といえるでしょう。

それでも、選手はもちろんチーム関係者のすべてが、確かな手応えを感じたはずです。本当にスタートをきったばかりです。きっと戦いながら着実に逞しくなっていくでしょう。

選手はじめチーム関係者の皆さん、開幕戦おめでとうございます。
いろんな感慨にふけりながら、まずはゆっくり心身を休めてリフレッシュしてください。
本当にお疲れさまでした。

そしてまた突っ走っていきましょう。維新の夜明けは、これからです。

熱い期待を込めて、応援していきたいと思います。  続きを読む


Posted by ちん at 00:33Comments(0)スポーツニュース

2008年10月18日

いつも心に微笑を

今朝テレビをつけたらベッキーさんと中越典子さんが出ていました。タイプが違いますが
私の中では結構長い間お二人が笑顔の両横綱です。パワーが上がりました。


このごろ読んだヨガの本の中に、アーサナ(ヨガのポーズ)を行じる際に注意すべきという
「4段階の体との対話」というのがありました。

(『ヨーガ 実技と瞑想法』 佐伯和彦著 グラフ社刊より ?〜?引用)
「4段階の体との対話」
 ? 緊張と弛緩は対立する。
 ? 緊張の中に弛緩がある。弛緩の中に緊張がある。
 ? 緊張は弛緩そのものである。弛緩は緊張そのものである。
 ? 緊張は緊張でも弛緩でもない。弛緩は弛緩でも緊張でもない。

?と?については、我々運動指導者も意識するところがあります。主働筋と拮抗筋に
みられる「相反性神経支配」ですね。
簡単な例でいうと、ダンベルカールで肘を曲げるときに力こぶの上腕二頭筋が収縮する
時には拮抗する二の腕の上腕三頭筋は伸びている、というケースです。
ただ完全に100%対0%ということもなくて、協働や安定の作用で若干拮抗筋も関与
している、ということは現場で当たり前のようにいわれることです。

?と?の段階には、ある程度修練を積めば比較的到達し易いということなのですが、
それ以上の?や?の段階に到達するには、本格的なヨガ修行や瞑想が不可欠になると
著者は述べています。確かにそうでしょうね、多分に哲学的なというか、悟りの境地が
はいってきそうですから。

達人とかスーパースターと言われる人たちのプレーには、ひとつ突き抜けた境地を
感じさせるものが確かにありますね。マイケル・ジョーダンやマラドーナのように、舌を
出してのプレーは天才の筋肉である大腰筋が緩んでいる証拠だというのをどこかで
読んだ記憶があります。

高度な瞑想でも比較的取り組みやすいものとして著者が紹介しているのが、
「微笑みのヨーガ」です。微笑の中には緊張と弛緩の中和状態があるといいます。
確かに、聖人の絵や仏像などをみれば納得です。力みも緩みもありません。


私も微笑みのパーソナルトレーナーと呼ばれるくらいに!?、いつも笑顔を心がけて
いきたいと思います。  


2008年10月17日

クイックリフト習得への道

左に続いて右の車のヘッドランプが切れて、全く同じ修理が今回1割ほど割高でした。
こんなところにも昨今の値上げ世相を感じております。


さて、ジムのトレーナーさんと話していてクイックリフトの話題になりました。
自体重の8割ほどの負荷のクリーンでちょっとした壁がある、ということでした。

現役のボディビルダーで高重量のトレーニングもハードにこなす方なので、筋力という要素
では軽々とこなせる負荷ではあります。ただ、基本的には筋肥大のためにエキセントリックな
フェイズを意識したネガティブワーク重視のトレーニングされているようなので、ご自身としては
クイックリフトはあまり必要ではないのかもしれません。それでも指導するアスリートに対して
必要性を感じ、自らも身をもって取り組んでいる、ということなのです。

課された要求に対して特異的な反応を示す、というSAIDの原理の再確認というわけです。
自ら実践、というところが素晴らしいですよね。

競技スポーツのアスリートにとって、クイックリフトはとても必要なトレーニングだと思います。
ただ、確かに技術の習得が難しいのも事実で、それこそ生兵法で怪我をするということも
十分にありえます。専門のトレーナーについてしっかり習得することをオススメします。

かく言う私も、目下の課題のひとつがこのクイックリフトの種目、、パワークリーンです。
体重増もあり、これだけは学生時代のMAXに追いつけていません。
10月に入ってようやく上向いてきて、自体重で取り組めるところまでは戻ってきました。
もうひと息、ランクアップさせなければなりません。

アンチエイジング種目として、またパワーとキレのある身体をつくるためにも、この冬期は
これまで以上にしっかりトレーニングに取り組んでいきたいと思います。  


Posted by ちん at 07:38Comments(0)トレーニング

2008年10月16日

ウルトラ“薩摩”ソウル

宇宙船の旅をする夢をみました。クルーにはエメリヤ・エンコ・ヒョードルもいました。
彼と一緒に、アメジストと水晶を交えた1mほどの青く輝く石を発見して目覚めました。
あれは飛行石でしたね、おそらく。


さて、昨日触れた「薩摩魂Tシャツ」の別バージョンが話題沸騰だそうです。
「燃える薩摩のパーソナルトレーナー」を標榜するワタクシとしても気になります。

何でもNHKの特番が放送されたB’zの稲葉氏がそのTシャツを着ていたそうで、
製造元のサイトをのぞいて見ると問い合わせ殺到ということです。すごいですね。

鹿児島のファンの方がプレゼントしたという話ですが、さっすがスーパースターの
影響力はものすごいものがあります。

ちゃっかり篤姫Tシャツなんてのも作られていて、相乗効果もかなりのものだと
思います。

私も以前から2枚目が欲しいと思っていたのですが、しばらくはおとなしくしている
ほうがよさそうですね。

私も生粋の薩摩隼人なので、これまで以上に熱い薩摩魂を燃やしていこうと思います。

B’zだけに、まさに 『ULTRA“Satsuma”SOUL』 ですね。


※ Tシャツについては、「薩摩魂Tシャツ」「薩摩工房」「threestyle」のキーワードで
  検索すればすぐにヒットしますので、どうぞ訪ねてみてください。  


Posted by ちん at 10:28Comments(0)鹿児島

2008年10月15日

薩摩スピリットをもって

リア・ディゾンの結婚・妊娠にも驚きましたが、嬉しいニュースもありました。

女子サッカーなでしこリーグ2部に準加盟していた鹿児島鴨池FCアサヒナが、来期より
正式加盟が認められたということです。おめでとうございます。

先日触れたように、1部の強豪チームが撤退ということでチーム数を調整する必要があった
ということもあるでしょうが、そういった巡り会わせを引き寄せたのもチーム関係者の努力の
賜物に他なりません。諸環境はまだまだ厳しいとは思いますが、頑張ってほしいと思います。

まさに絶好のタイミングでの吉報を受けて、いよいよ18日の土曜日にはバスケットボールの
JBL2部に新規参入したレノヴァ鹿児島がホームでリーグデビュー戦を迎えます。

ジムでトレーニングする選手とお話をしたりと、少しだけ交流もあるので、こちらはより身近に
感じています。地元開催パワーで、ぜひファンのハートをガッチリ掴むようなプレーを見せて
ほしいと思います。

サッカーのヴォルカ鹿児島が勢いのある時期に今ひとつ盛り上がりきれなかったという
経緯のある鹿児島のチームスポーツ界なので、今回の両チームのニュースは久々に期待を
もたせてくれるものでした。

資本力の勝負ではとても太刀打ちできなくても、Jリーグ大分トリニータの成功例のように
明確なビジョンと実行力、何より熱い情熱をもって取り組めば必ず道は開けると信じましょう。

熱き薩摩隼人、薩摩おごじょたちの健闘に、エールを送りたいと思います。

チェスト行け!!

薩摩魂tシャツ  


Posted by ちん at 10:24Comments(0)スポーツニュース

2008年10月14日

ランナー

この連休の陸上競技関係の話題を3題。
野口みずき選手、五輪後初公の場へ
 まだまだ癒えていませんね。脚の怪我より心の傷の修復でしょう。
絹川愛選手 、来夏ベルリン世界選手権1万mA標準記録突破で復活優勝
 かの国でのウィルス感染と報じられて心配でしたが、期待のホープの復活は何よりです。
第一工業大学、出雲駅伝で3位入賞
 箱根に出ない地方校の扱いは不当に低くて残念ですが、実に立派な成績です。 


体育の日の昨日、みなさんは何か運動をしましたか?

県立運動公園周辺では、各種イベントが行われていて、公園外周を走る大勢の人の姿が
目につきました。ただその脇で、駐車許可区域から少しはみ出た車の違反処理に精を出す
警察の方の姿が・・・。確かに良いことではありませんが、何も今日やらなくても…
気持ちよく汗をかいて帰ってもらいましょうよ。
駐車場の整備がなされていない環境と、運動をしようという気持ちをもって公園を訪れた方の
心情を察するに複雑な思いになりました。もちろん白黒正しいほうは明らかなのですが。

ジムのトレッドミルも、午前中から込み合っていました。3連休の最終日ということもあって、
普段とは若干顔ぶれに違いがあったように感じましたが、やはり秋空の体育の日は気持ちも
運動モードになるんでしょうね。

年明けの菜の花マラソンに向けた練習イベントも始まったりと、いよいよロードレースの
シーズン到来です。私も昨日はランナーの方のコンディショニングがありました。
少しでもいいコンディションでトレーニングをして気持ちよくレースに出場していただけるように
サポートさせていただきたいと思います。

自分自身は、何より人生のマラソンレースを地道に、一歩づつ進んでいくのみです。

人生はワンツーパンチ 汗かきべそかき歩こうよ。  


Posted by ちん at 10:24Comments(0)トレーニング

2008年10月13日

IDネームカードの意味

今までこのサイトだけ「文字サイズ小」にできていたのが、ブラウザの設定を変えたら他と
同様「中サイズ」で表示されます。改行がおかしくなってます。たぶん手はあるのでしょうけど、
基本的に文系のワタクシはちゃんと設定変更できません。今日からのぶんは「文字サイズ中」
を基本にします。

さてさて、そんな感じの脳みそのワタクシですが、筋肉はしっかり動かします。でもこちらでも
またやらかしてしまいました。ジムの駐車場に着いたとき、利用カードも財布も忘れてきている
のに気がついたのです・・・前夜財布の中身のレシートなどを整理したまま、机の前に置いた
ままでした。

やれやれ、と自分にあきれなからとりに帰り、気を取り直してトレーニングです。
これから約半年間のメインテーマである、<下半身の練り直し>に向けて、
このところはまずまずいい感じで取り組めています。


ここで、マシンに乗ったり、鏡でフォームチェックをしたりしている若いジムスタッフにひと言。

 「自分のことより館内を、利用者をみてくださーい。」

正規職員なのかアルバイトなのかはわかりません。ただネームカードを首にかけている時の
君は施設の利用者ではないはずです。横ではおじさんがマシンをガッシャンガッシャンいわせ
ていたり、ラバーマットのない板フロアで重いダンベルを振り回したりしていますよ。

私も短期ながら公営ジムでのジムトレーナー経験がありますが、言いたくないことも安全利用の
ために言いましたし、指導を必要としている方のところには自ら先に動くように意識していました。
見ていないと、気づけません。それこそ集中して、「目配り・気配り・心配り」をしていました。

例えていえば、必要に応じて泳法指導を行うライフセーバー、という意識です。
安全管理と運動指導の両方でプロとしての自覚が求められるということです。
泳ぎが達者でないライフセーバーなんて論外ですからね。

このほかこれまでに、スタッフエリアでPC画面ばかりを見ているというケースも見てきました。
身体はジムを向いていても、利用者からは見透かされています。 喝!ですよ。

一介のフリーランスの身ではありますが、トレーナーの地位保全、向上のために、そして何より
ジムご利用の方の利益のために、不惑を迎えたワタクシも物言うパーソナルトレーナーとして
積極的に発言していこうと思う次第でありました。  


Posted by ちん at 00:06Comments(0)トレーニング

2008年10月11日

メイクレジェンドに想う

女子サッカーなでしこJAPANの主将を務めた池田選手や、鹿児島出身の選手も数人在籍する
リーグ屈指の強豪チームであるTASAKIペルーレが、なでしこリーグ撤退と休部を発表しました。
北京五輪で盛り上がった女子サッカーに、大きな打撃となりそうです。


さて、巨人ファンの皆さま、「メイクレジェンド」でのセントラルリーグ優勝おめでとうございます。
確かに13ゲーム差からの大逆転はすごいですね。在任5年で3回の優勝という原監督は、立派な
名監督といえるでしょう。しっかり生え抜きの若手も育ててますし。
クライマックスシリーズ(個人的にはこのシステムには反対)も勝ち抜いて、今年は日本シリーズに
進んでほしいですね。

リーグ連覇の原動力の一つとして個人的に注目しているのが、コンディショニングコーチの白坂氏の
存在です。トップ選手は個人トレーナーを抱えているでしょうし、選手全員のコンディショニングをすべ
て担うということではないでしょうが、昨シーズン氏が就任してからの連覇ということで、きっと何かが
あるはずです。

前任の千葉ロッテマリーンズでも、同様の成功を収めています。鹿児島キャンプでのトレーニングを
行っていた施設に勤める後輩が、氏と話をした当時を振り返って「すごい人ですよ」と言ってたのを
思い出します。私もいつかお会いできる機会があればと思います。

チームスポーツの中で、コンディショニング担当者がチーム成功に欠かせない重要なピースである
ということが常識だという時代である、ということだと確信します。  


Posted by ちん at 09:27Comments(0)コンディショニング

2008年10月10日

あらためて、『体軸』

9月生まれの私の出産予定日だった今日、10月10日は、やはり「体育の日」であってほしいです。
東京オリンピック開幕記念日として、こういった日をきちんと歴史に刻んでおけば、次期東京五輪の
招致にもうまく繋げていけると思うのですが。(何か招致イベントやったのかな?)
なんでもかんでも合理的にリニューアルすればいいというものではありません。
というわけで、10月のハッピーマンデーには特に消極的なワタクシです。


そんな「スポーツの秋」真っ只中の今日この頃、みなさんそれぞれが自分の身体と心をより良い状態
にしたいと汗を流しているわけですが、正直なところ十分な効果を出している人は実に少ないと感じ
ています。

これまでにこのブログでも「漸進性過負荷の原則」「正しいマシンのセッティング」などについて
触れてきましたが、その前の段階がまず重要です。

このことばもたびたび出てきていますが、『体軸の確保』ができているかどうかです。

正常な体軸とは、脳脊髄液が頭蓋骨から脊柱、仙骨・尾骨まで正常に循環している状態で、さらに
広義にとらえると骨盤から足部までの骨格バランスがとれていることまでを含みます。骨格バランス
をとるために筋バランスがとれていることが必要になります。

骨格や筋のバランスがとれている<軸のとれた>状態であれば、運動の効率も効果も格段に高まり
ます。逆に、軸の取れていない(ブレた)状態でトレーンングやエクササイズを続けてしまうと、抑制
弱化したポイントからのマイナス連鎖でさらなる機能低下を引き起こしたり、故障などを招いたりして
いるのが現状です。

マッサージや整体など、他動的(パッシブ)に身体をほぐしたり整えてもらうだけでは不十分で、
体軸の継続的な確保のためには適切な「自動運動」が必要です。アクティブでダイナミックな
エクササイズやトレーニングこそが必要になるのです。オートマティックな「自動」ではなくて。

ジムのトレーニングマシンでトレーニングをしている方の中でも、体軸をとって正しいフォームで動けて
いる方は残念ながら多くはありません。何かしらの抑制弱化反応がみられます。軸ブレです。
パーソナルトレーナーである私がすべてに対処していては商売にならないのですが、気がついたとき
にはご指摘させていただき、従来の動きと感じ比べをしていただいています。

ジムスタッフからの指導を受けて、というケースもあるので、それを一概に否定するように受け止め
られても困ります。こういう方法もありますよ、という提示の仕方を心がけています。

とはいえ、時折明らかに「どうかな?」と感じることがあるのも事実なので、若い人材にしっかりと
伸びてもらうためにも指摘するところはしていかなければいけないかな、と感じているところです。

私自身も含め、「あのトレーナーさんに教わったらしっかり効果が出た」なんて言われるようになりたい
ですからね。

keep the trainees satisfied is our motto!
  お客様のご満足が私どものモットーです。

体軸確保のための最短距離、パーソナルトレーナーをぜひご活用くださいませ。  


Posted by ちん at 18:54Comments(0)コンディショニング

2008年10月09日

「おかげさま」の幸せ

ロシアのプーチン首相が出した柔道DVDのニュースを見ましたが、さすがに講道館名誉六段という
だけあって本物です。キワモノ扱いするメディアもあるようですが、しっかり軸がとれてます。


同じく武道を専門とするクライアントさんとのセッションはじめのやりとりで、体調と前回からの流れを
確認すると、嬉しそうにこうおっしゃいました。

「人生最高の状態だと思います!」

どこにも違和感、自覚症状がないというのです。確かに、姿勢チェックをしても弱化を感じるところが
ありません。セッションもすいすい進みます。

パーソナルトレーニングを始めた頃は、いくつかの既往症とともに多くの自覚症状がありました。
少しづつ身体をチューニングするようにコンディショングを進めてきて、上記のコメントが笑顔とともに
でてきたということは、パーソナルトレーナーとして本当に嬉しいことです。

最近では、身体や動きがよくなっているということをご本人自身がその都度実感できるということで、
週1回のセッションを楽しみにしていると言っていただきました。ありがたいことです。

週に1回、1時間のパーソナルトレーニングだけで身体が劇的に変わるということはありません。
まずは感覚に訴えます。身体の状態のいい感覚を脳に思い出してもらえば、日常生活の中で意識が
そのいい感覚に近づけようというふうに変わり、意識が変われば行動が変わります。その意識的な
行動の積み重ねがあってこそ、成果を感じられるレベルに届くのだと思います。

私がやったのは、せいぜいはじめの切り替えスイッチを押して、定期的にチェックを入れてきたという
ことくらいです。やはりご本人の不断の努力です。

このような素晴らしいクライアントさんに恵まれ、トレーナーとして育てていただいているということを
あらためて感謝したいと思います。ありがとうございます。

今後も少しでもお力になれるように努力していきます。  


Posted by ちん at 09:59Comments(0)コンディショニング