【　軸とり物語　】　日々是身魂磨き

台風を感じさせる風が吹くのが若干気がかりではありますが、待望の雨です。
乾ききっていた鹿児島も、少しは潤ってくれるでしょう。

さてさて、今日はクライアントさんからいただいた嬉しい声のご紹介です。

「（マンションの）１２階まで歩いて上りました！」　
by７０代女性
「なんでそんなに早く上れるの？すごいねぇ！」
by６０代女性　（後ろから階段を上っていた方から言われたそうです。）

また実に嬉しそうな顔でお話しくださるんです。


私のコンディショニングは、特別な「〇〇メソッド」とか「なんとか式トレーニング」と
いったものは何もありません。
「立つ、歩く、かがむ」などといった本当に基本的なことが中心の、ごく簡単なエクササイズ、トレーニングばかりです。あとは身体のバランスを考慮した運動刺激です。

ただご高齢の方の場合、それがいかに大切かということを、身にしみて感じていただけるので、おのずと真剣味も変わってきます。
膝が痛いから運動できない、というのではなく、膝が痛まないように動かせる身体や動きをつくることのほうが大事なのです。サポーターを巻いても問題は変わりません。

荷重のしかたや股関節中心の動きの練習など、週に１回のセッションですが確実に成果が上がっていることは、ご本人たちのことばや身体つきから確信できます。まさに継続は力なりですね。


老若男女を問わず、体軸をきちんと保つというコンディショニングの基本姿勢は変わりません。

上記のお二人ともお話していたことですが、姿勢の乱れた若者に苦言を呈するだけでなく、若者から見てもお手本となれるよう
なしゃんとした姿勢、身体を大人たちが見せられるようでありたいですね。

日々の積み重ね、精進あるのみです。