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2009年05月11日

ゆるとフィジカルベース

昨日は全国的に暑かったみたいですね。西向きの部屋は夜になっても30度を超えていて、ウチはとうとう扇風機を出しました。長い夏の始まりです。

そんな中、地元の体育館で開催されていた、春季九州大学バスケットボール大会を観にいってきました。
月末には高校総体もありますし、教え子の中に大学で競技を続けている選手もいたので、朝から張り切って出かけてきました。

昨年まで純心高校ビッグ3の一角として活躍していたUさんが、福岡大学のメンバーとしてベンチ入りを果たしていました。3位決定戦のコートにも僅かながら立ち、元気な姿を見せてくれました。スピード、クイックネスなどは主力級以上の力をもっています。今後の活躍に期待です!
さらに、教員生活最後の年にクラス担当だった教え子が、鹿屋体育大学に進んでいました。こちらもベンチには入っていましたが、残念ながら決勝戦のコートには立てませんでした。こちらもまだまだ先があります。大舞台のコートに立つ日も遠くないでしょう。

さて、今回の大きなテーマは、書籍や映像で見聞きしていた、鹿屋体育大学が取り組んでいるという「ゆる体操」をこの目でじかに見てみたいということでした。男子の決勝戦を横目に(正直昨年見た高校の九州大会のインパクトがかなり大きくて、男子はどうして見劣りしてしまったんです…)、鹿屋体大女子チームのアップをず~っと追っていました。

噂には聞いていましたが、本当にボールを使いません。ゆる体操をモチーフにしたブラジル体操などのあと行った、ボールが「あるつもり」でのボール回しにディフェンス対応などは面白かったです。センスのある選手の動きは、確かにボールがあるように見えました。パススピードまで感じられたり。
ゆるとフィジカルベース

↑壁に身体をもぞもぞとこするようにゆすっているんです。はじめ2、3人がやっていたのに次々と続いていって、こんなふうになってました。

ストレッチやマッサージも、ほとんどゆるからのオリジナルのようで、ユニークな動きがたくさんありました。確かに選手たちの姿勢がスッとしていてリラックスしています。歩き方やランニングの荷重の仕方も、かなりうまいなぁと感じました。

ただ気になったのが、部分的なほぐしという意味ではほとんどの選手が柔らかくほぐれている感じでしたが、バスケットボールの動きの中でのリラクセーションや動きの連動性というところまでを考えると、そこまでの身体を獲得できている選手はそう多くはないと感じました。

結果的に、男子に続いて女子も鹿屋体大が優勝でした。ただ、第1クォーターに大きくリードをしたわりに、後半は徐々に息切れし、最終第4クォーターはかなり追い込まれました。中心選手が故障で欠場していたということもあるようですが、ほぼ出ずっぱりの主力選手は、安定していた序盤から最期は軒並み体軸がブレていました。
聞けば、ゆるのほかには全体で取り組む体力トレーニングは一切ないということらしいです。ゆるは私も参考にしているところもあり、いい考え方、方法論であるとは思いますが、それだけやっておけば何もいらないという唯一絶対のものはなかなかないものです。

やはり、フィジカルベースはしっかり高めていかなければならないということを再認識しました。

これは別の大学でしたが、何も弱化反応がない膝にガチガチにテーピングを巻いている選手もいました。リコンディショニングとして手を打つべきは膝の上と下、足と股関節ですよ~

・・・・・・言いたかったですね。




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