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2009年11月24日

できてるつもり、でも実は・・・

今日はいきなり、写真です。
できてるつもり、でも実は・・・

この姿勢、よく見られるポーズですよね。いろんな呼び方があるとは思いますが、よつばい姿勢から片腕と対角の脚を水平に持ち上げ保持するというポーズです。今はなき山海堂刊『スタビライゼーション』(小林敬和編著・山本利春共著)には、「ハンドニー」での「オポジット」というそんまんまの名前がついています。

フィットネス場面でもかなり多用されていますが、効果的にできているのは3割に満たないのではないでしょうか。写真のように歩い程度ぴしっと一直線が保てていればいいのですが、陥りやすいミスがいくつかあります。
① お腹が抜けて、低く落ちてしまう。
② 肩甲骨の外転が不足して、肩甲骨がせり上がり胸が落ちてしまう。
③ 支持足の膝が内に入り、お尻が外に逃げてしまう。
④ 上げる腕や脚の高さが一定しない。筋力不足あるいは柔軟性不足。
⑤ 首・頭の位置が下がる。または前を向き過ぎ首に力が入る。

などなど、ポイントはいろいろあります。いちばんは体幹、いわゆるコアをスタビライズ(安定化)させる力が大事なのですが、股関節周りや肩甲骨周りなど、全身の意識がどても大切です。

自分ではしっかりできているつもりでも、実は案外正しく効いていないものです。

今日のレッスンで、2人ペアになっていただいて客観的に他人の動きを観察し、しかるべき位置に導いてあげましょう、という試みをしました。愛をもってやさしく、という観点で。
他人から指摘されてはじめて。自分の感覚と実際のズレを全員の方に感じていただけました。

写真はもう5年ほど前になりますが、日本スタビライゼーション協会さんの研修会に参加したときのモデルさんです。さすがにしっかりした動きです。(実は修正するトレーナーさん役の方の姿勢がよろしくありませんが。・・・軸ブレしてます。)

昨日ご紹介したダンサーさんのコンディショニングも、こういった地味ながらとても大事な細部の感覚を研ぎ澄ませる点も重視して行っていました。ムキムキマッチョな身体を目指すわけではなくても、しっかり身体の深層部に効きますし、シェイプアップ効果はかなりあります。

ふだん普通に行っているトレーニングも、あなたの目的に適う動きになっているか、一度パーソナルトレーナーのチェックを受けてみるといいですよ。遠慮なくどしどしお声掛けくださいませ。

個人的にも、こういった地味に効かせるトレーニングは大好きですので!
   

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