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Posted by チェスト at

2012年07月20日

夏休み入りに想う郷中教育

今日は公立学校の終業式で、明日から長い夏休みです。
お母さんたちは大変だと思いますが、子どもたちにはとにかく元気に過ごしてほしいと思います。節電の夏、ゲームやケータイ・スマホを控えて思いきり外で遊ぶべし!

ところで、大津市の「いじめ」自殺事件について次々に出てくる報道に、本当に胸が締めつけられる思いです。「いじめ」などというぼかした言い方はもうやめる時ではないでしょうか。

学校現場とこどもたちの成長をとりまく環境をつくるべき大人の責任ももちろんとてつもなく大きいと思うのですが、それでもやはり子どもたち自身に学んでほしい、身につけてほしいことがあります。

ヒントは、薩摩の郷中教育です。

年長者が年少者を指導していく中で小共同体での役割を学び、知徳体の養成をはかるものです。その教えは実にシンプルです。

・負けるな
・嘘をつくな
・弱いものをいじめるな
・仲間との連帯を重んじよ
・軽薄な言動を慎め
・山坂を歩いて体を鍛えよ
・質実剛健たれ


武道の稽古など厳しい中にも慈愛があり、卑怯な振る舞いを最も嫌うものであったといわれます。

大津とは別件で、中学生が小学生に暴行する様子を動画サイトに掲載していたケースもありました。本当に卑怯で卑劣で、幼稚で悲しい行為です。

怒りや憎しみ、報復といった衝動を不用意に表すことは負のエネルギーを拡散させることになります。大人はそれをぐっと辛抱して、病み苦しんでいる子供たちの心を少しでも和らげられるような接し方、環境づくりをひとつづつやり直していくしかないと思います。

思いはさまざまですが、ブログポータル名でもあるコレを叫びましょう。

チェストーッ!!
  


Posted by ちん at 22:55Comments(0)