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2009年04月19日

覇権奪回へ向けて

例年よりさらに早いペースで、鹿児島の短い春が過ぎていったように感じます。
四月も後半となり、連日の25度越えの夏日です。屋外スポーツシーズンの到来ですね。普段インドアばかりになってしまっている私ですが、ゴールデンウィークにでも1日くらい出かけてみようかなと思っています。
久しぶりに霧島の初夏の緑を味わいたいなぁ。


さて、そうはいってもまだ先の話です。現実のインドアの仕事を着実に、誠心誠意進めていかなければなりません。
久々に、鹿児島純心女子高等学校バスケットボール部のトレーニング&コンディショニングに行ってきました。先日の大会では故障者の多さにも泣かされて予想外の結果でしたので、様子が気になっていたところでした。

実際に選手たちを見たり、話を聞いたりしてみると、膝や腰などけっこうひどくやられていました。バスケットボールという種目の特性上、膝のケガなどはある意味あって当たり前、ということを言う人もいるかもしれません。でもやはり、私の視点からみれば防げるけがだったのではないか、という選手も少なくありませんでした。
その場で修正したいという選手もいましたが、通っている医療機関や治療院から「しばらくは完全に休みなさい」という指示を受けていることがあり、一切直接手は出しませんでした。
治療家とトレーナーの大きな違いはここですね。私たちなら「よし、修正OK。さぁ、びしっと動いていこう!」となるのですが。

ここしばらくでもこのブログで何度か触れていますが、体重の乗せ方、足の機能、荷重位での癖などに問題のある選手がやはり怪我をしています。膝そのものよりも、その下の階である足部、上の階である股関節や骨盤のアンバランスから、マイナスの連鎖で膝に負担がかかり傷めてしまう、という流れのほうが圧倒的に多いのが現実だと思います。

要するに、体軸を正しく確保できているかいないか、ということになるわけです。
その次はフィジカルベース、いわゆる基礎体力の不足によって起きる故障です。

いわゆる「専属トレーナー」という立場でもなく、不定期で単発の指導となるので、どうしてもきめ細かな指摘や調整ができず、選手のみんなは勿論先生方にも申し訳ない思いなのですが、今回は過去の反省までさかのぼって、なるべく多くのフィードフォワードができるように工夫してみました。
(もちろん内容は非公開ですが)

ライバル校も強力ですし、いろんなレベルアップが必要だと思いますが、こと心身のコンディショニングに関しては確実にワンランク引き上げられるように、高校総体までの残りひと月余りを精一杯取り組んでもらえたらと思います。

私もまた、できる範囲で最大限のお手伝いをさせていただきたいと思います。


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