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2007年11月11日

頚反射−姿勢の重要性

マシンを使ってのトレーニングで、こういうことをしていませんか?
 (または周りで見ませんか?)

?マシンを動かしながら、身体のあちこちに顔を向け視線を送り動きを確認する。
?同じく動作中、横にある鏡ばかりを見てしまう。
?ウェイトスタックマシンなどの重りを見続けている。

これらはいずれも「姿勢反射」に関係します。
?〜?に共通している、頭(頭頚部)を横に向けるときには、
「非対称性頚反射」という反射がはたらきます。
簡単にいうと、顔を向けたほうの手足は伸ばしやすくなり、逆側は曲げやすくなります。
弓道の弓を引く動作や、テニスのサーブの姿勢などがわかりやすいでしょう。
逆は動かしにくいというか、力が入りにくいですよ。

マシントレーニング時にこの反射が不適切にはたらいてしまうと、
均等に刺激を入れたいところに左右の偏りがでてしまいます。

もうひとつはマシンだけでなくバーベルなど両手で保持して行うときの問題です。
「対称性頚反射」
顎を引くと上肢(手・腕)は曲げやすくなり、下肢(足・脚)は伸ばしやすくなります。
重いものを抱えて持ち上げるときには顎を引きますし、ウルトラマンが
飛び上がるときには空を見上げてからシュワッチ!と腕を振り上げますよね。

こういった姿勢反射をうまく使うと、裏ワザ的にトレーニングの効果を
高めることもできます。
ハードトレーニーには、特に知っていてほしい感覚です。

何よりも、運動動作中に姿勢を変えすぎるとそもそも体軸が崩れて話になりません。
軸が崩れていてもマシンのほうが動きを支えてしまうので、間違ったフォームでの
悪循環が出てしまいます。
筋肉ばかりにフォーカスしてしまいがちなハードトレーニーに、実はこうした
軸のブレが少なくありません。

こういったことをなくすように、初回指導時はもちろん現場の指導者の
きめ細かい知識と理解、実践能力が求められます。

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