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2008年05月31日

「異常なし」の裏側

ボストンレッドソックスの松坂大輔投手が、先の試合途中に肩の違和感で降板し、MRIなど
検査の結果は特に異常なしということながら、2週間のDL(故障者リスト)入りとなりました。

痛みや違和感は確実に存在するのに、診断は異常なし・・・

こういうことって、アスリートだけでなくフィットネス愛好家や一般人でも実に多いと思います。

肩なら肩、膝なら膝をパーツとしてみるだけだと、確かに構造的な異常はないのでしょう。
でも、人間の身体は全身の絶妙な連動で動くものなので、影響を与えているかもしれない部位に
たどり着けなければ根本解決には結びつきません。

運動指導者が身体のことについて少しでも多く知らなければならない理由です。
私たちコンディショニングトレーナーの仕事の大きな要素であるといえます。


個人的には、松坂投手のフォームは日本時代のほうが格段にいいと思います。
ともあれ、まだまだ20勝が可能なペースですので回復してまた頑張ってほしいです。

今回のニュースを受けて、試しにチェックしてみました。
でも、それでどうだ?ということはあえて出しません。戯れのことなので。まぁ肩じゃありません。

ただ、女房役そして監督として松坂投手を最も近くでみていた元西武ライオンズの伊東勤氏が、
発売中のスポーツ雑誌『Sportiva』において、私が考える問題点と同じところを指摘していました。
いろんな意味でちょっと嬉しかったりします。

興味ある方は、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ投手が表紙の『Sportiva』誌を
ぜひチェックしてみてください。

しかし、トップアスリートのコンディショニングを受け持つということは想像を絶するプレッシャーだと
思います。やりがいや喜びも、もちろん大きいでしょうけど。
「○○選手専属トレーナー」といった肩書きで活躍される方は、本当に尊敬しますね。

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