2008年07月11日
もっとカジュウを!
ジムでの傾向を思うとき、やはり男性のハードトレーニーはバーベル・ダンベルなどのフリーウェイトを好まれ、初心者や女性・ご高齢の方はマシン専門、あるいは筋力トレーニングは全く入れずに有酸素系マシンのみ、という印象があります。
若気の至りかめちゃくちゃ強引なベンチプレスをする学生さんなども見かけますが、今回はマシン専門というタイプの方について感じることについて触れておきたいと思います。
トレーニングの種類で、自分の足で床に踏ん張り、体重をかけて行うものをクローズド・キネティックチェーン(CKC)といい、一方横になったりして足で体重を支えないタイプのものをオープン・キネティックチェーン(OKC)といいます。そして、足の裏は床面につくものの、座って行うなど体重を支えるのは腰まわり、といったタイプをセミ・クローズド・キネティックチェーン(SCKC)といいます。バランスボールなどもこれあてはまります。
もっと簡単に日本語でいくと、荷重(CKC)か非荷重(OKC)か、または半荷重(SCKC)か、ということです。
トレーニングマシンの多くは、半荷重のSOKCになりますね。座位で行うものが多いですから。
マシンが悪いというつもりはありません。ただ、セッティングの段階で基本姿勢を正しくとれないと、ただでさえ癖のついた身体に偏った運動刺激が入ることでアンバランスが助長されてしまうということが現場で多々見られます。
荷重位で行う(バーベルなどでの)トレーニングの多くは、正しい姿勢でないと安定せず安全性も低くなるので、必然的に正しい姿勢をおぼえることになります。(自動的には無理ですが)またその正しい姿勢をとるために主動作で使う主働筋だけでなく多くの筋肉群を使うので(拮抗筋、協働筋、安定筋)、エネルギー消費量という点でも有利でしょう。
また、我々が二足歩行を行う上で欠かせない足底のセンサー(感覚レセプター)を刺激します。さらには足、膝、股関節といった荷重関節を適切に動かすことで、身体のアライメント(いわゆる姿勢・骨の並びなど)を整える効果も断然違います。ランニング障害などもかなり対応できます。
考えてみれば、イスに座ったままで行うスポーツというのも一般的には少ないわけですし、とにかく荷重トレーニング、CKCトレーニングをもっと盛んにしていきたいというのが本音です。
かねてからスクワットやレッグランジの重要性を説いてきていますが、まだまだ啓蒙に努める必要がありそうです。別に重いバーベルを担がなくてもいいんです。自体重をコントロールできる力をつけることが何より大事なのですから。
マシン専門の方には、足関節や膝・股関節、骨盤などに乱れのある方が少なくありません。まずはコンディショニングの段階でそれを修正することが先ではありますが、適切なトレーニングでセルフ修正できることもあります。
我流のトレーニングで単調なマシンに飽きて、「効果が上がらない…」とジムから疎遠になったりするのはあまりにもったいないことです。
安全面や専門性の問題は我々パーソナルトレーナーがサポートいたしますので、ぜひ多くの方に荷重位のクローズド・キネティックチェーン・トレーニングに取り組んでいただきたいと思います。
まぁ、カジュウ100%だと逆に偏ってしまいますけど・・・
若気の至りかめちゃくちゃ強引なベンチプレスをする学生さんなども見かけますが、今回はマシン専門というタイプの方について感じることについて触れておきたいと思います。
トレーニングの種類で、自分の足で床に踏ん張り、体重をかけて行うものをクローズド・キネティックチェーン(CKC)といい、一方横になったりして足で体重を支えないタイプのものをオープン・キネティックチェーン(OKC)といいます。そして、足の裏は床面につくものの、座って行うなど体重を支えるのは腰まわり、といったタイプをセミ・クローズド・キネティックチェーン(SCKC)といいます。バランスボールなどもこれあてはまります。
もっと簡単に日本語でいくと、荷重(CKC)か非荷重(OKC)か、または半荷重(SCKC)か、ということです。
トレーニングマシンの多くは、半荷重のSOKCになりますね。座位で行うものが多いですから。
マシンが悪いというつもりはありません。ただ、セッティングの段階で基本姿勢を正しくとれないと、ただでさえ癖のついた身体に偏った運動刺激が入ることでアンバランスが助長されてしまうということが現場で多々見られます。
荷重位で行う(バーベルなどでの)トレーニングの多くは、正しい姿勢でないと安定せず安全性も低くなるので、必然的に正しい姿勢をおぼえることになります。(自動的には無理ですが)またその正しい姿勢をとるために主動作で使う主働筋だけでなく多くの筋肉群を使うので(拮抗筋、協働筋、安定筋)、エネルギー消費量という点でも有利でしょう。
また、我々が二足歩行を行う上で欠かせない足底のセンサー(感覚レセプター)を刺激します。さらには足、膝、股関節といった荷重関節を適切に動かすことで、身体のアライメント(いわゆる姿勢・骨の並びなど)を整える効果も断然違います。ランニング障害などもかなり対応できます。
考えてみれば、イスに座ったままで行うスポーツというのも一般的には少ないわけですし、とにかく荷重トレーニング、CKCトレーニングをもっと盛んにしていきたいというのが本音です。
かねてからスクワットやレッグランジの重要性を説いてきていますが、まだまだ啓蒙に努める必要がありそうです。別に重いバーベルを担がなくてもいいんです。自体重をコントロールできる力をつけることが何より大事なのですから。
マシン専門の方には、足関節や膝・股関節、骨盤などに乱れのある方が少なくありません。まずはコンディショニングの段階でそれを修正することが先ではありますが、適切なトレーニングでセルフ修正できることもあります。
我流のトレーニングで単調なマシンに飽きて、「効果が上がらない…」とジムから疎遠になったりするのはあまりにもったいないことです。
安全面や専門性の問題は我々パーソナルトレーナーがサポートいたしますので、ぜひ多くの方に荷重位のクローズド・キネティックチェーン・トレーニングに取り組んでいただきたいと思います。
まぁ、カジュウ100%だと逆に偏ってしまいますけど・・・
Posted by ちん at 22:17│Comments(0)
│トレーニング
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