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Posted by チェスト at

2010年09月12日

ニッポン柔道頑張ってます、が・・・

柔道世界選手権、52年ぶりの東京開催だそうで、連日盛り上がってますね。

各階級に1国2選手のエントリーになって、厳しさも増すと同時に日本人選手同士の金メダル争いも期待できるなと思っていましたが、女子の軽量級で3回の日本人決勝対決が見られて何よりでした。旗判定は、相変わらず微妙な判断だと思いましたけど。

昨年惨敗した男子も、重量級で穴井選手が勝つなど復調の兆しがみられて、特に篠原監督は胸をなでおろしていることと思います。66kg級の若手、森下選手の一本勝ちも気持ちよかったですが、摂食障害や大ケガを乗り越えて金メダルを勝ち取った73kg級の秋本啓之選手がよかったです。私はかねがね体軸確保の観点から、過酷な減量をして軽いクラスで無理するよりも、階級を上げて万全な体調で望むほうがいいと考えていますから。


一方で残念なのが、テレビ放送のありかたです。簡単にポイントを挙げると、

? 日本選手が勝ち進めなかった階級は決勝戦さえ放送しない。
? 本戦をカットしゴールデンスコア延長の途中から放送。
? 前ふりVTRや控え室の様子などは不要。
? 女子アナの非常識なはしゃぎぶり。
・・・などなど。

格闘技コンテンツのノウハウを活かしたかったのかもしれませんが、とにかく違和感だらけです。まして世界選手権という国際試合なのですから、勝ち上がりをしっかり放送するのは当然です。

舞台が大きければ大きいほど、余計な演出は不要で、試合場(畳の上)から伝わるものが全てなのに。
スポーツ(あえてここでは柔道もスポーツと括ります)の何たるかを理解しない制作側の幼稚なエゴで、素晴らしい柔道家たちの姿が十分に伝わらないのは残念です。とにかく畳の上の勝負をよりしっかり見せてほしい。私だけでなく、視聴者の多くが望んでいることだと確信します。

テレビ画面からちらっと見えたのですが、今大会のメダルには人物の顔が彫り込まれていますよね。講道館柔道の創始者、嘉納治五郎なのかな?そんな柔道発祥の日本だからこそ、放送に関しても世界中から「さすが日本」と思われる「本物」であってほしいです。

もうバラエティ番組などではとっくにあきらめていますが、ことスポーツ中継に関しては、やはり譲れない気持ちが強いです。   


Posted by ちん at 22:33Comments(0)未分類